矢印ナナメのブログ

「音楽・本・アニメ・映画」の紹介やエッセイを書いたりしています。

神様になった日が面白いので、まずは1話を見てもらいたい。

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 今年の秋から放送している『神様になった日』ですが、これが思ったより面白い。

 

 この記事を書いている時点では7話までが放送されています。

 

 僕はまだ2話しか見れていないのですが、もうすでに「このアニメは最後まで見ることになるだろう」と確信しました。

 

 最近はこういった『冴えない男子高校生』が主人公のアニメを見ていなかったし、20歳を過ぎた自分はもう楽しむことができないと思っていました。

 

 しかし、さすが『麻枝准』が脚本をやっているだけあって、安定に面白い。

 

 今回は、『神様になった日』を『まずは1話見てもらいたい』理由について、『第一話を徹底解説』して説明したい。

 

 

 

 

 

1話目だけの勢いで1クール見れる

 

 

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 アニメは1話目がとにかく大事です。

 

 すでに人気のシリーズ作品ならともかく、こういった新規作品は1話目がつまらないと「この先面白くなるとしても、そこまで見る気力が出ない」とすぐに切られてしまいます。

 

 しかし、新規作品の1話目を面白くするのはとても難しい。

 

 新規作品となると、登場人物や世界観の説明が必要だったり、キャラ同士の出会い(どうしても、ありきたりで退屈なものになる)を描かなくてはならない。

 

 そうなると、テンポが悪くなったり、逆にテンポを良くしようとして世界観がうまく伝わらなかったりします。

 

 けれど、この『神様になった日』は序盤がとにかく素晴らしいのです。

 

 

ストレスなく見れる二人の出会い

 

 

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 第一話では、このヒロインである『佐藤ひな』と主人公『成神陽太』のファーストコンタクトから一緒の家に住むまでが描かれます。

 

 この紫の髪の毛をし、シスターっぽい服を着た少女は『全知の神』で未来を予言することができる。ちなみに声優は『佐倉綾音さん』です。

 

 そして、わざわざ写真を載せるほどでもない、どこのアニメにいても記憶に残らないビジュアルの『成神陽太』は受験勉強に勤しむ高校三年生。もちろん平凡という設定。ちなみに声優は『花江夏樹さん』です。

 

 そんな二人の出会いはかなり唐突です。

 

 成神陽太が友達と勉強の息抜きにバスケをしているとき、佐藤ひながいきなり声をかけるのです。

 

 そして、そこから定番すぎる『迷子かな?』『家はどこかな?』みたいな親の顔より見たくだりが始まります。

 

定番のくだりが、すんなり見れる

 

 僕がこの記事でもっとも伝えたいことは『神様になった日は、定番のくだりをストレスなく見ることができる』ことです。 

 

 ある程度アニメを見たことがある人だと、こういった『ありきたりな』展開は見ていて退屈だし、見たいという欲求を一気に削ぎ落とします。

 

 しかし、アニメにはどうしても定番のくだりが必要だったりします。

 

 そしてこの『神様になった日』は、その定番のくだりがかなり多い。

 

 冴えない高校生が不思議な力を持った少女に何の前触れもなく出会い、そして気に入られて同棲をすることになる。

 

 普通なら、こんな『ありきたりな展開』は2分も見てられないのですが、このアニメはなぜか見ていられる。

 

 『神様になった日』はテンポをとても早くすることによって『定番のくだり』を飽きさせず見せることに成功しているのです。

 

 

1話の情報量が多く、満足感が高い

 

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 ネタバレになってしまうかもしれませんが、1話目の情報量の多さを伝えたい(ネタバレが苦手な人は飛ばしてください)。

 

 まず、冒頭で二人が出会って定番のくだりをします。そして成神は片思い中の幼馴染と勉強をするために図書館に行き、色々あって『麻枝准の定番』である野球をすることになり、見事見逃しの三振を決めて幼馴染に告白をし、振られます。

 

 それまでの間に佐藤ひなが渋滞を予想したり、競馬を当てたりして不思議な力があることを証明します。

 

 最後には彼女が成神の家に来て、なぜか両親が二人ともそれに納得し、両親の「本当にこんな日がくるとは」みたいな続きが気になる発言をして終わります。

 

 1話の時点でテンポの良いギャグが詰め込まれ、それだけでなく、続きが気になる伏線を張っている。 

 

 テンポの良いギャグで視聴者を飽きさせず、伏線で続きを見せたくさせる。優れた1話であることがわかると思います。

 

 

ここまで「まずは1話を見て」と言いたい作品は滅多にない

 

 

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 歳を取るにしたがって、どんどんアニメを見るハードルは上がっていきます。

 

 とくに、最初の1話目を見ようとワンクリックするのが億劫です。

 

 そのアニメが今まで手を出してこなかったタイプの作品だったり、苦手なタイプの作品だったら、クリックをするハードルは限りなく上がります。

 

 しかし、それでも僕は『神様になった日』を「1話でいいから見て」と言いたい。

 

 「こういった作品とは距離を置いていたけど、思ったより面白い」と感じる人が多いのではないかと思います。

 

最後に

 

 初めにも書きましたが、僕は『神様になった日』のようなタイプのアニメとは長い間距離を置いていました。

 

 もう自分はこういった『冴えない男子高校生』が主人公のアニメは楽しめないと思っていたのですが、思い切って1話目を見たら、それが思い込みであることが分かった。

 

 まだまだ楽しめる。

 

 この記事を読んで、『神様になった日』を見て、変な思い込みが消えてアニメをまた楽しめるようになる人がいたら嬉しい。

 

 そういえば、大人でもアニメが楽しめる理由について書いた記事があるので、よかったらそちらも見てみてください。

 

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