Led zeppelinは英国を代表する世界的ロックバンドです。ウォール・ストリート・ジャーナルが選ぶ『史上最も人気のあるロックバンド』でビートルズに次いで2位に選ばれ、トータルセールスは2億枚以上といわれています。この記事では、そんな巨大なバンドに興味を持ち始め、何から聴くべきか迷っている人のために、おすすめアルバムを4枚紹介します。その前に、軽くLed zeppelinの基礎的な知識も紹介しようと思います。
まず知ってもらいたい、基礎知識
まず知ってもらいたいLed Zeppelinの基礎的なことをいくつか紹介します。
- 1968年にデビュー、1980年にドラムのジョン・ボーナムが逝去したことにより解散。
- シングルで曲をリリースすることがほとんどなく、テレビでの演奏も全くと言っていいほどなかった。
- 長い曲が多く、聴き慣れるまでに時間が必要かもしれない(長い曲を聴くのに慣れると、好きな音楽の幅が広がります)。
- スタジオ・アルバムは全部で9枚(最後のアルバムは下記の理由で生まれたアルバムのため、他作品と比べてかなり劣る)。
1980年9月25日、ドラマーのジョン・ボーナムが急逝。バンドは12月4日、解散声明を発表した。スワンソング・レコードは1974年、アトランティック・レコードとの間に「レッド・ツェッペリンのアルバムを5枚リリースする」という内容の契約を交しており、この契約を完了させるためにもう1枚アルバムを発表する必要に迫られたペイジは、レッド・ツェッペリンの12年の経歴における様々なセッションからの未発表音源を集めてアルバム化することとなった。ペイジは1981年夏から編集作業を開始し、ロバート・プラントおよびジョン・ポール・ジョーンズの協力を得て1982年はじめにトラックを完成させた。
おすすめアルバム4選
Led Zeppelinは全てのアルバムが名作であり、必聴アルバムなのですが、その中からあえて4枚を選びたいと思います(いきなり全てを聴くのは大変ですし)。これからLed Zeppelinを聴いてみたいと思っている人の参考になったら嬉しいです。
Led Zeppelin I
まず初めに紹介するのがLed Zeppelinの記念すべきデビューアルバムである『Led Zeppelin I』です。69年にリリースされた作品であり、全米売り上げ800万以上といわれています。Led Zeppelinの中でこのアルバムが一番好きという人も多いはず。一曲目の『Good Times Bad Times』から最後の楽曲まで勢いが衰えません。アルバムを初めから終わりまで通して気持ちよく聴くことができる作品です。
Led Zeppelin II
次に紹介するのが『Led Zeppelin II』です。1枚目のアルバムをリリースしてから、わずか9ヶ月後に発表された作品なのですが、内容は文句のつけようがないほど素晴らしい。1曲目の『胸いっぱいの愛を』や5曲目の『ハートブレイカー』など、印象的なギターリフの曲が多いのですが、僕は特に8曲目の『モビー・ディック』が好きです。歌詞がなく、長いドラムソロのある楽曲なのですが、何度聴いても飽きません。
Led Zeppelin Ⅳ
『Led Zeppelin Ⅳ』は1971年にリリースされた作品であり、多くのファンが最高傑作としているアルバムです。全米だけで2300万枚以上を売り上げ、今だにファンを増やし続けています。Spotifyでも一番聴かれているアルバムです。曲数は8曲と少ないですが、一つ一つのクオリティーが高く、いつ聴いても驚かされます。なかでも『 天国への階段』は誰でも一度は聴くべき楽曲です。
フィジカル・グラフィティ
最後に紹介するのが1975年にリリースされた6枚目のアルバム『フィジカル・グラフィティ』です。Led Zeppelin唯一の2枚組の作品であり、アルバムの長さは1時間20分です。長いだけあって、アルバムを一気に聴くのは大変ですが、どれもいい曲ばかりなので、複数回に分けて全部を聴いてもらいたい。『カシミール』など、日本でも有名な曲が収録されています。
最後に
Led Zeppelinには優れた作品が多く、一つの記事で全てを紹介することはもちろんできません。一度聴いただけでは良さがわからない曲も多いと思いますが、繰り返し聴いて損はないものばかりです。おすすめのアルバムを4枚紹介したわけですが、アルバムを通して聴くということが苦手だという人もいると思います。そういった人は、ベスト盤を聴くのもいいかもしれません。
ちなみに、僕が以前書いた洋楽名盤ランキングでは『Led Zeppelin Ⅳ』が第1位になっています。そちらの記事も気になったらぜひ見てください。